金沢旅行記 1日目

3月中旬に友人6人(+子ども1人)で2泊3日の卒業旅行に行って参りました。初めて訪れた石川県は、さすが古都!さすが観光地!という感じで施設・サービス環境の整ったとてもいい場所でした。そんな金沢での体験を、ここに書かせていただきます。
3月13日(月):金沢市内→山代温泉
この日は3月も半ばだというのに運悪く寒波が到来し、出発前の家の周りは雪で真っ白。冬物のコートを羽織って完全防備を決め込み、冷たい雪と風が吹きすさぶホームから金沢行きの特急に乗りました。
金沢に到着すると、出発前の雪景色とは打って変わって快晴。日差しがあたたかく、ホっと胸を撫で下ろしながら駅ビルの中で昼食をとりました。しかし食べ終わって駅から出ると、そこには一転して荒れた金沢の街が。小さな霰が容赦なくビシビシと地面を打ちつけています。この荒れっぷりに一同絶句。とりあえずバスに乗り、観光第一目的の兼六園を目指します。
兼六園は、江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により長い歳月をかけて形づくられてきた、日本三名園の一つです。そんな歴史ある兼六園に我々一向が到着したのは、天気の荒れ具合が最高潮に達した時でした。
 荒れてます。 
 寒さで指の感覚がなくなってきます。
空は明るいんですが、冷たい雪の降ること降ること。凍え死ぬかと思いました。
 唐崎松の雪吊り。見事っす。
 唯一華やかだった梅。
結局、あまりの寒さでゆっくり全体を眺める暇もなく終了してしまいました。それでも、有名な唐崎松の雪吊りと梅が見れたのが嬉しかったです。次回は絶対暖かい季節に来て、まったりがっつり散策したいです。
夕方になりそろそろ旅館に行かねば…ということで後ろ髪を引かれつつ兼六園を後にし、金沢駅から電車で出発。加賀温泉駅をめざします。この加賀温泉駅がまた、あなどりがたい。到着すると、駅の裏に金色の観音様(ユートピア加賀の郷)がそびえ立っていました。かなり異色ムードというか変な雰囲気です。観音様を見た巨大像恐怖症の友人が非常に怯えていたので、旅館までのバスの中で「あれは夜になると歩き出すんだよ」「きっと目からビームとか出るよ」と恐怖をさらに煽る素敵トークかまして楽しみました。おいしいネタポイントです。
 ガンダーラ
そうこうしているしているうちにバスが旅館に到着。今回自分が宿泊したのは、山代温泉街にある「ゆのくに天祥」。金沢旅行ガイドブックで目をつけ、楽天トラベルで【卒業生限定】祝!ご卒業☆特典付ご宿泊プラン(期間:2006年2月13日(月)〜4月7日(金)平日・休日限定/1泊1万円)に申し込みました。総勢7人の大所帯だったので大きめの部屋(主客室12,5畳+次の間6畳)で、バス・シャワートイレ・洗面所も完備されており施設もよかったです。食事は部屋食でこそなかったものの、部屋ごとの個室が用意されており、ゆっくりと寛ぎながら食べることが出来ました。
 カニうま。
大浴場も3箇所あり、気分によってどの湯に入りにいこうか決められるところもよかったです。最初の夜にして既に「これで1泊1万円は絶対お得!」という実感が湧きました。それと同時に、同じ1泊1万の値段でも壁が薄くギシアン声筒抜けだった品川プ○ンスに対して改めて怒りが込み上げました。ニンテンドーDS対戦&UNO大会で、夜は更けていきます。
→2日目に続く