金沢旅行記 2日目

3月14日(火):小松市内観光
この日も朝から雪景色でした。この日の予定は、旅館からバスでぐるっと周遊できる範囲で観光です。朝食後、ホテルのフロントでめいさんから教えていただいた「CAN BUS」という観光地巡回バスの乗車券を購入。このCAN BUS、本当に優れものです。JR加賀温泉駅を起点に加賀温泉郷の主要観光施設を巡回運行してくれているので、1日券800円で自分の好きなところに行くことができます。バスの中でガイドをしてくれるおねーさんも観光情報や心優しいサービストーク満載でとてもよかったです。非常にお勧めです。
バスに乗って最初の目的地『ゆのくにの森』に到着。ここは伝統工芸のプチテーマパークのような施設で、中にはたくさんの館があり、それぞれの館で超お手軽に石川県の伝統工芸が体験できるようになっています。自分は今回、友禅染めと紙漉き体験をしました。
友禅染めでは、祖母のお土産用にハンカチを作り(1,050円)。作業は、ステンシルのような要領で、花柄模様の型紙を数枚使い、好みの色で順番に染めていきます。 まず色選びの部分でセンスが問われます。ちょっと冒険してみたい気もしますが結局は奇抜な配色は出来ず無難な仕上がりになります。また、友禅の特徴である「ぼかし」をうまく表現できるかどうかも、仕上がりに大きく影響してきます。綺麗にグラデーションをつけるのは、なかなか難しかったです。
 無難な配色。
紙漉き体験では、葉書作り(6枚セット1,000円)を実践。約15秒で紙をすき、その上に四季の草花(押し花)を好きな配置でのせ、赤・黄・青・緑の4色の液と、金銀箔ですきこみをしていきます。せっかくなので豪華に…と思い、6枚全部に金銀箔を乗せた自分はちょっとアレだと思います。(でも仕上がりが綺麗だからOK。たぶん)
 おたまで着色中。
 機械で水分吸取り中。
 仕上げに熱で乾燥中。
友禅染・紙漉き以外にも、ろくろ回し・ガラス工芸・上絵付・金箔貼りなどたくさんの体験があります。ちなみに今回自分が学んだこと:体験ものはカップルでやるべきだね!2人で「お前センス悪いよー」「あっ!失敗しちゃった!」とかじゃれあいながらやるのが真の楽しみ方。隣で作業するカップルを見てそう思いました。
ひとしきり遊んだ後、CAN BUSで移動し昼食。当初はフレンチがおいしいという評判の『ぶどうやさん西村レザン』で食べようかと言っていましたが、やはり人気店ということで混んでいたため『加賀地ビール館』で昼間からビールをかっくらいました。ここには4種類の地ビールが置いてあり、中でも1番おいしかったのは「ヴァイツェン」という名前の黒ビール。苦味が少なく何杯でもゴクゴク飲める感触です。
午後はほろ酔い加減のまま、隣にある『加賀おかし館』『世界のガラス館』へ。『世界のガラス館』は、とにかくガラス作品が多い!その量に圧倒されます。
 シャンデリアが豪華。
展示だけでなく宙吹きガラス工房もあり、ガラス張りの窓から職人さんの作業を見ることができます。バスの時間ギリギリまで食いついて、凝視させてもらいました。
<夕食>
ふかひれスープ。生まれて初めてふかひれ食いました。ちょと感動。
 でかかった。
 締めはカニ雑炊。
この日もまたニンテンドーDS対戦(マリオカート)&UNO大会で、夜は更けていきました。

→最終日に続く